キャンプを快適に楽しむために欠かせないアイテムの一つが、日差しと雨から守ってくれて、リラックスな居住空間を作ってくれる『タープ』です。
初心者の方には聞きなれない名前のアイテムかもしれませんが、タープはキャンプをする上でとても必要です。
しかし、タープには色々な種類があるのでどれを選べばいいのか悩みます。
この記事では、キャンプ初心者の方がタープの必要性や種類についてわかりやすく解説していき、一般的なタープの選び方と、私が実際に使用頻度が多いタープ『XPヘキサタープ/S』を紹介したいと思います。
この記事でわかる事
・タープの必要性や種類
・タープの選び方
・初心者におすすめできるタープ『XPヘキサタープ/S』の特徴
キャンプ初心者におすすめするアイテム『タープ』とは
キャンプで使うアイテム『タープ』とは、
ポール(棒)やロープを使って設営する布上の屋根の事です。
用途としては、日差しや雨風を防いだりしてくれます。
テントが寝室としたら、タープは、テーブルやチェアを置いて食事を食べたり、くつろいだり快適に過ごせるリビングスペースとして使用するのが主流です。
種類によっては、プライバシーを守れたり、虫よけになったりと色々な効果があります。
タープの種類
タープは、大きく分けて以下の2つがあります。
- オープンタープ
- シェルター
1つずつ特徴を説明していきます。
オープンタープ
最も、ポピュラーなタープです。
実際に見てみると、「あ〜、これ見た事ある」ってなる位、多くの人が思い浮かべるタイプです。
このタープの特徴としては、生地、ポール、ロープを使用して設営するため、最初は、設営するのに手こずります。
しかし、慣れてしまえば1人でも簡単に設営できるようになります。
次に、メリット・デメリットを解説します。
<メリット>
開放感が抜群です!
他にも、日差しを防いでくれるけど、いい感じに陽が入って明るく、雨風を防いでくれるけど、いい感じに風がはいって気持ち良くくつろげる空間を演出してくれます。
<デメリット>
天候が大きく崩れた時は、雨や風が入り込んだりします。
あとは、風が強いと下から煽られて、崩壊する可能性もあります。
デメリットもありますが、シンプルな構成のため、持ち運びも楽で収納場所にも困りません。
また、値段がリーズナブルな物もあるので、私的に1番のおすすめなタイプです。
ヘキサタープ
オープンタープの中でも王道のタイプで、おすすめするのが、この「ヘキサタープ」です。
六角形の生地を、2本のポールとロープで立てるタイプになります。
慣れるまでは、設営するのに時間がかかったり、1人では難しかったりしますが、設営する回数をこなして慣れて行けば、1人でも短時間に、簡単に設営する事ができます。
実際に、私が1番多く使用してるタープが、このヘキサタープです。
何故、1番使用しているかと言うと、使い易さです。
まず第一に、
持ち運びが楽、設営が楽、撤収が楽、
その次に、
しっかり日差しを遮断する、多少の雨風なら問題なし、
等、ハード面とソフト面の両方をしっかり兼ね備えてるからです。
初心者の方に、ぜひ、おすすめしたいタイプです!
シェルタータープ
このタープの特徴は、設営が簡単で、安定感が高くて、風に強いです。
<メリット>
安定感が高いため風に強い。
他には、各方向にメッシュ生地が施されているため、プライバシー確保ができて、虫の侵入を防いでくれます。
<デメリット>
オープンタイプとは逆で、メッシュ生地で囲まれるため開放感はない。
作られているパーツが多めなので、その分、収納サイズが大きめにらなります。また、価格もオープンタイプより高くなる事があります。
キャンプ初心者におすすめなタープの選び方
人数に合わせたサイズを確認
使用する人数に合わせて選ぶ事が重要です。
物によっては、対象人数が記載してある事があるので、最初の慣れないうちは、記載してあるのを指標にして選ぶと良いと思います。
最初は、こだわらずに必要な大きさな物を選んで、数回使用してみて、その後は、好きなスタイルや、他の道具に合わせたタープ選ぶをするのがおすすめです。
どんな素材があるか
タープの素材には、大きく分けて3つあります。
- ポリエステル
- コットン
- ポリコットン
ポリエステル
ポリエステル素材の特徴は、薄く、軽く、安く、雨に強い。
しかし、火に弱いため、近くで焚き火をしてると火の粉が飛んで、簡単に穴が空きます。私も、何回も穴を空けた事があります。
コットン
コットン素材の特徴は、何と言っても見た目がオシャレです。
機能面は、火の粉に強い、防水性が強い、結露しにくい、等、アウトドア環境に対して頼りになる機能を持っています。
しかし、全体の重量が重い、価格が高い等、悩めるデメリットもあります。
ポリコットン
ポリコットンの素材の特徴は、これは単純に、ポリエステルとコットン混紡生地です。
それぞれの特徴のいい所取りをした素材になります。
デメリットも同じですが、1つ言えるのは、ポリコットンは、化学繊維に比べると耐水圧性が低い傾向にあるため、長時間振り続ける雨だと、水が染み出てくる可能性があるため注意が必要です。
耐水圧を確認
先程も触れましたが、タープやテント等には、どの程度の水分(雨)に耐えられるかの指標として、
「耐水圧」と言うものがあります。
通常の雨なら、耐水圧は1000mm必要と言われています。
最初は、1000〜1200mm程度の物にしておけば問題ないと思います。
慣れてきて、雨でも積極的にキャンプがやりたいと思うようになれば、高い耐水圧のタープを購入すればいいと思います。
キャンプ初心者にも使いやすいタープは?
XPヘキサタープ/S
こちらのタープは、私の中で使用頻度が1番多くて、長年愛用しているタープです。
特徴として、通常、1本ずつのポールを立てて設営しますが、これは2本がクロスしているクロスポールを使用しているため、1本より安定感があるため設営が簡単です。
しかも、クロスポールを広げるか狭めるかで、容易に高さ調節が可能なのが、クロスポールならではの特徴です。
素材は、ポリエステルなので重量は軽く持ち運びも楽です。
雨もしっかり防いでくれて、生地も丈夫なので、長く使用できるので、どれを買えば良いか迷う際は、XPヘキサタープ/Sがおすすめできる一品です。
まとめ
<タープの種類には大きく分けて2つある>
- オープンタイプ
- シェルター
<タープを選ぶ際に必要な事は>
- 人数に合わせたサイズを確認
- 素材を確認(ポリエステル・コットン・ポリコットン)
- 耐水圧を確認
以上、キャンプに必要なアイテム『タープ』を紹介してきました。
一概に、絶対にタープが必要!とまでは言えませんが、アウトドアは一日中外にいます。外にいる以上は、天気の影響を確実に受けます。
私も、タープなしでキャンプしてる時に、天候が急に崩れて、大雨に当たり荷物がずぶ濡れになった事があります。
雨以外にも、日差しによって日焼けや、紫外線による皮膚へのダメージも大きいので、肌の健康維持のためにも、私は、タープは必需品と考えてます。
そして、何より…
タープを設営した方がテンションが上がります(笑)
ぜひ、タープを設営してテンションが上がるキャンプを楽しんでいただけたらと思います。
最後までお付き合いして頂き、ありがとうございました。
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