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みなさんは、お庭にシンボルツリーを植えてかすか?
シンボルツリーがあるだけで、お庭の印象って凄く変わってくる印象があります。
でも、何を植えればいいの?
園芸初心者でも育てられる植物はあるの?
色々悩みますよね。
今回、色々ある植物の中でおすすめしたいのが『ユーカリ・ポポラス』です。
『ユーカリ・ポポラス』は丈夫で枯れにくく、シンボルツリーとしても、鉢植えで観葉植物としても、とてもおしゃれで良く目立つ人気がある植物です。
また、ユーカリはドライフラワーにしやすい植物でもあり、お部屋に飾る事でとてもおしゃれなインテリアにもなります。
そこで今回は、初心者でも簡単に育てられる『ユーカリ・ポポラス』の魅力や育て方のポイントをご紹介します。
この記事でわかる事 ・ユーカリ・ポポラスの育て方 ・お手入れ方法 ・ユーカリ・ポポラスをドライフラワーにする方法
初心者でも簡単に育てられるポポラスの基本情報
植物名 | ユーカリ・ポポラス |
科目/属性 | フトモモ科/ユーカリ属 |
原産地 | オーストラリア |
樹高 | 1〜20m (鉢植えなら1〜2m) |
耐寒性 | 普通 |
耐暑性 | 強い |
温度 | 最低-5℃以上をキープする |
日当たり | 日当たり好む(屋外) |
水やり | 春夏:土の表面が乾いてから 秋冬:土の表面が乾いてから2~3日後 |
肥料 | 緩効性肥料、液肥 |
ポポラスの特徴
ポポラスは、丸みのあるハート型の可愛いらしい葉が特徴で、庭のシンボルツリーやドライフラワーとしても人気な植物です。
ユーカリは独特な香りがしますが、ポポラスは比較的香りが穏やかなため、香りが苦手な人でもおすすめできます。
虫除けにもなるユーカリ
特徴でも紹介したように、ユーカリの葉には独特の香りがあります。ユーカリに含まれる「ユーカリプトール」という主成分は、精油として有名です。
オーストラリア原住民のアボリジニーが虫よけに使っていたことから、現在でもこの成分が使われた天然由来成分の虫よけスプレーなどもあります。
ポポラスを育てるために必要な環境
日当たりと置き場所
日当たりを好むため、日当たりと風通しが良い場所を好みます。基本的に、屋外で育てる樹木なため屋内で育てるのは不向きです。
用土
乾燥を好むため、水はけの良い土を選びましょう。
鉢植えする場合の配合は、赤玉土小粒7:腐葉土 2:バーミキュライト1の割合で混ぜた土を使いましょう。
初心者の方には、最初から配合されている市販のハーブ用の土を使うのがおすすめです。
水やり
ユーカリは基本、乾燥を好んで加湿を嫌うため性質があります。
地植えの場合は根づいたらほとんど水やりは不要です。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いた時に鉢底から水が流れ出る位たくさん与えましょう。
肥料
地植えで育てる場合は、植え付け前に有機肥料か、緩効性化学肥料を元肥として土に混ぜ込むと初期生育を助けます。
鉢植えの場合は、植え付けの際に有機肥料や緩効性化学肥料を与えます。
植えつけ
春か秋がおすすめ。真夏や真冬は株に負担がかかるため避けたい時期です。
初心者にも簡単、ポポラスのお手入れ方法
剪定
ポポラスは育てやすい植物ですが、その反面、大きくなり過ぎてしまう植物でもあります。
鉢植えなら1〜2m程度位ですが、地植えだと10m位平気で育ちます。
そのため、剪定は必要不可欠になります。
剪定時期
すぐに成長するため、剪定時期は基本的いつでも剪定可能です。
樹形を整えたり、風通しを良くしたかったり、鉢植えならコンパクトにしたかったりと目的があると思うので、定期的に剪定をしましょう。
しかし、剪定は少なからず植物に対して負担がかかる行為なため、季節によって剪定の度合いに注意が必要です。
真冬は枝の剪定だけに留めたり、春頃には本格的に剪定をしたりと、季節を意識しながら行いましょう。
剪定を行う際に、あると便利な道具として剪定バサミがあります。剪定バサミは握りやすい形になってるので、手が疲れにくいためおすすめです。
剪定方法
ユーカリ・ポポラスの剪定方法は「透かし剪定」と「摘心(てきしん)」の2つです。葉を減らして、形を整えるように行いましょう。
摘心の手順
摘心とは、花や実を大きく育てるために、新しく伸びてくる茎や枝を途中でつみとる事を言います。
成長段階によって切る場所が違ってきます。
1回目 | |
2回目 | |
3回目 |
1回目は、葉が7~8枚まで成長したときに先端の芽を切りましょう。2回目・3回目は、分岐した枝が長くなったら先端を切りましょう。
透かし剪定
透かし剪定は、向こう側が透けて見えるほど剪定することです。
枝と葉のバランスを見ながら不要な枝を落とすことで、木の内側への日当たりと風通しを良くする効果があります。
切るときは、枝の途中ではなく、葉の付け根や主幹の付け根から切りましょう。
次のような枝を中心に枝を落としていきます。
- 伸び過ぎた枝
- 密集している枝
- 枯れた枝
ポポラスを育てる上で気をつけたい病害虫
斑点病
水はけが悪い、風通しが悪い、水のやりすぎ、その他の原因で雑菌が繁殖して、斑点が出て弱ります。病変部分を取り除き、環境を改善することで改善します。殺菌剤をまくとよいですが、それよりも環境改善が優先です。
うどんこ病
白い粉を吹くカビで、乾燥すると発生しやすいです。株が健康だと発症しても、治療することもあるので、一番大事なのは「健康にすること」で、やっぱり環境を見直すことが大事です。病変部分を取り除き、対応する殺菌剤を散布するといいです。
ハダニ
非常に小さく葉っぱの裏などにくっついて、植物の汁を吸い栄養素を吸い取ってしまいます。被害が大きくなってから気づく事が多いです。薬剤散布や被害を受けた枝葉を切除したりして対策をします。
私は、うどんこ病とハダニに悩まされて、いくつかの殺虫剤を試してましたが効果がまちまちでした。
たどりついた殺虫剤が『べニカXファインスプレー』です。
この殺虫剤を使用してからは、大きな被害はなく経過しているのでおすすめします。
ポポラスの楽しみ方
ユーカリ・ポポラスは観葉植物として人気なため、植えてある姿を鑑賞するのはもちろんですが、その他にも楽しみがあります。
私のおすすめは、ユーカリ・ポポラスのドライフラワーです。
ユーカリは、水分が抜けやすく形も保持しやすいので、初心者の方でも簡単に美しいドライフラワーを作ることができます。フレッシュな段階から飾りながらドライにでき、同時に香りも楽しむことができるため、おすすめの楽しみ方です。
初心者でも簡単に作れるユーカリ・ポポラスのドライフラワー
ユーカリをドライフラワーにする簡単な方法が二つあります。
- ハンキング法
- ドライインウォーター法
ハンキング法
ハンギング法とは、葉を吊るして自然乾燥させる方法です。
手軽さが魅力で、ドライフラワー作りの初心者にもおすすめです。
やり方は
- 好きな長さに枝を切り、下の方にある小枝を切る
- 枝を数本まとめて麻紐で縛る。(縛りにくい場合は輪ゴムでまとめるとやりやすい)
- 縛ってまとめた物を、風通しがよく、湿度が高くない場所に吊るす
吊るした後は、2〜3週間程で完成します。
ドライインウォーター法
ドライインウォーター法は、水に挿しておくだけでドライフラワーになるので、ハンギング法と同じく手間がかからない方法です。
やり方は
- 1〜5cmほど水を入れた花瓶にお花を刺す
- 室内の風通しの良い場所に保管
- 少しずつ水を蒸発させる
その後は、1〜2週間ほどで完成します。
ドライフラワーのおしゃれな飾り方
出来上がったドライフラワーをおしゃれに飾る方法は、
- 壁に掛けて飾る
- 天井から吊るして飾る
- 花瓶に入れて飾る
この他にも、違う種類のドライフラワーとスワッグを作る事も活用方法になりますが、お部屋に飾るだけでも簡単におしゃれなインテリアの一部となるのでおすすめです。
まとめ
おしゃれなシンボルツリーになるユーカリ・ポポラス。育てやすい反面、生育旺盛なため剪定管理をしないと大きくなり過ぎて大変な面もありますが、きちんとしたケアをしてあげることで長く成長を楽しめます。
剪定した枝をドライフラワーに仕立ててお部屋のインテリアにしたりと、楽しみ方がたくさんあるのも魅力の一つです。
ぜひ、初心者にも育てやすく長く楽しめるユーカリ・ポポラスを楽しんでください。
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